転勤や離婚、老人ホームへの入居、相続等の理由で住まなくなった家を売却するか賃貸に出すか。
どちらもメリットとデメリットがあります。
◆『売却』の場合・・・家は年月の経過とともに価格を落としていくため、「今」が最も高く売れます。
余程の好立地、あるいは賃貸経営のノウハウがある場合を除き売却をおすすめします。
【メリット】
・まとまった資金が得られる
・固定資産税や管理費・修繕積立金等の負担がなくなる
・最も築年数の浅いうちに売却できる
【デメリット】
・今後、自分たちが住むことができなくなる
・継続的に収入を得られなくなる
◆『賃貸』の場合・・・賃貸収入が得られることや所有し続けていれば将来ご自身やお子さんが住むこともできる。
ただ、賃貸は「経営」です。固定資産税や維持・管理費に加え、場合によっては仲介手数料や管理委託費、修繕費などの経費がかかります。収支は黒字だけでなく赤字になるリスクとともに、経営の手間があることを認識しておきましょう。
【メリット】
・賃貸収入が得られる
・将来また住むことができる
【デメリット】
・赤字リスクがある
・所有している間に資産価値が下がるリスクがある
・経営・管理・維持の手間がかかる
ご所有者様やご家族の「意向」や「将来設計」に加え「物件の特徴」から見極めましょう。