ホーム > 不動産売却のヒント > 古家を売却する時の「解体更地渡し」とは?

不動産売却のヒント

不動産売却のヒント 2024/06/06

古家を売却する時の「解体更地渡し」とは?

築年数が30年、40年…それ以上経過している古い家が建つ土地を購入する人の多くは、土地活用や建築物の新築を想定しています。古家の解体を前提として土地を購入する場合、「解体更地渡し」と「現況渡し」があります。

「解体更地渡し」・・・契約後、古家を解体して更地にした上で買主に引き渡すこと。

「現況渡し」・・・建物を解体せずに引き渡すこと。

解体更地渡しの土地は、買主からすれば解体の手間や費用もかからず、購入後すぐに土地活用や建物の新築を開始できるメリットがあります。また、家屋に対する責任がなくなり、土地の状況が確認しやすくなることで、売却後のリスクが低減します。

一方、解体費用を負担するのは売主です。解体費用は、建物の構造によっても異なるため、売却金額を決める前に事前に見積もりを取っておくと良いでしょう。

また、売買契約から引き渡しまでの日数が短すぎると、解体工事が間に合わなくなる恐れがあります。

工事完了までの期間は天候や廃棄物の量によっても左右されるの、しっかりと引き渡しまでの日程の確認をするのも大事です。

解体更地渡しは、古家の売却方法の一つにすぎませんが、解体更地渡しで古家を売る場合は、慎重に契約内容や売却価格、引き渡し時期の調整をすると安心でしょう。

キーワード

    カテゴリ

    アーカイブ